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2016-01

セクシャルマイノリティとして人に出逢いに行く

先日ちょっと面白いことしてきました。

ラヂオのゲストや、紡ぐの忘年会にも来てくれるじゃすみんが働く「えるぶ」とのコラボ企画。
「えるぶ」というのは、「障がい児・者」と障がいの無い人たちも関係なく集まって
遊んで・学んで育ちあっていくというNPO法人です。
(HP→http://www3.point.ne.jp/e-ru-bu/)
そんな「えるぶ」で、なかゆびと僕がカムアウトして
性同一性障害について話し合うという会に参加してきたのです。

「えるぶ」での活動以前に僕が障がい者の方と触れ合う経験は一度だけあります。
高校生の時、通学中の地下鉄に乗ってくる知的障がいの人がいて彼はいつも僕に話しかけてくるのです。
僕はどうしたら良いかわからなくて曖昧に相槌を打って
落ち着かない気持ちで降りる駅まで過ごしていました。早く着かないかなぁって。
差別的な意識は全然無かったけど、「特別な人」「僕らとはちょっと違った人たち」みたいな感覚はあったと思います。

そんな僕が昨年初めてえるぶの行事に参加して皆と触れ合い遊んで感じたことは
彼らを障がい者という呼び方で呼ぶことの違和感でした。
その違和感を感じた時に、僕は可視化ってこういうことなんだ!と理解しました。
僕らセクシャルマイノリティの可視化というものもこういうことなんだって。
会話して、触れ合って、くだらないことで笑ってすごく楽しい時間を過ごしたら
それぞれの個性が見えて、そしたら彼らを「障がい者の皆さん」とは呼ばないでしょう。
ちょっと人より話すのが苦手だったり、身体がうまく動かせなかったりするだけで
僕らと同じ一人の人間なわけです。
馬鹿みたいに当たり前なことですけど、僕は実感を持ってそれを理解することが出来ました。

そして僕が過去に感じた「特別な人たち」「僕らとは違った人たち」という
くだらない壁は一瞬で吹き飛びました。
そしてあ~これは良いなって思いました。この感覚は本当に最高だなと。
こうやってくだらない垣根とか壁は壊されるんだって。

そこから僕はカムアウトする機会が増えた気がします。
仕事で知り合った人だったり、LGBTの話題になったときなどにサラっと言っちゃうんです。
その相手がどう感じるかはわかりません。
嫌悪感を感じるのかも知れないし、なんだ別に自分と変わらないじゃんって感じるかもしれません。
または、何も感じないかもしれません。でもそれが大事なんだって僕は思うんです。
僕らはこの世に存在していて、結構身近にいますよ。
そしてそんな僕らも一人の人間としての個性を持っていますと発信することは
セクシャルマイノリティに対して考えるきっかけになるんじゃないかと。
それは劇的なものじゃないとしても、小さなきっかけだとしても、無いよりは良いって。

少しでも僕らが生きやすい世の中に変えていくには、
「性同一性障害」という言葉に温度を与えるべきなんですね、きっと。
たとえば僕と出逢った人だったら僕の顔が浮かぶとかそういう類のもの。
ただの冷たい認識記号じゃなくてね。

現に今僕は「障がい者」という言葉に触れる度、えるぶメンバーのことを思い出すし
それが例えば悲しい事件だったりしたら絶対繰り返しちゃいけないって強く思うし、良い話だったらすごく嬉しくなる。
そういうハード面とは違うソフト面での変化って社会を変える上で大事だと僕は思います。

さぁ、そんなえるぶとのコラボ企画。
どんな会になったかは、2月リリースのラジオでたっぷりお話しますよ。
もちろんゲストにはじゃすみんさんを迎えます!さらにスペシャルゲストも来るかも?!

というわけでリリースを是非お楽しみに!

あんどう
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プロフィール

あんどう

Author:あんどう
未治療FTM・FTXと、そのパートナー、ご家族、友人などのコミュニティ【紡ぐ】のスタッフとして活動しています。
主に『紡ぐラヂオ』の制作を担当しています。

北海道出身、未治療FTMの32歳。音楽と写真を撮ることが好きです。
みなさまどうぞよろしくお願いいたします。

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