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2015-09

今だに思い出す恋の話

さぁ、街は色づいてすっかり秋めいてきましたね。
そんな秋空に浮かぶ言葉を紡いで
詩の一編でも作ろうかしら…。
ええ、僕は元来ロマンチストなのです。

さて唐突ですが、
20歳の時、僕はすごく好きな人が出来ました。
相手も僕のことをすごく好きになりました。

出会いは、アルバイト先でした。
僕は男性としてアルバイトしていたので
最初その人は僕を男性だと思っていました。
1年くらい同僚として接していて、
その後転がる石のように2人は恋に落ちていきました。

趣味も似ていて、感覚がすごく近く、
とにかくフィットする感じで、
僕がFTMだと告げた時もそれなりに驚いていたけれども
「だから何?」と言わんばかりで
「離れるという選択肢など存在しない」という感じでした。
頼もしい人でした。
そして炎みたいに情熱的な人。
だってその時その人35歳ですから。
普通立ち止まりますよ、どんなに好きでも。

熱血馬鹿の僕と同じくらいの熱血漢でした。

2年付き合いました。
本当にいろんな要因があったけれど、
簡単に言うと僕に好きな人が出来てしまって別れました。
なんじゃそりゃ。
言葉にするとあっけなく、安っぽい話だわ。

ただひとつだけ今の僕にヒントがあるとしたら
「離れるという選択肢など存在しない」というあの感覚。
あの感覚は確かに存在したし、
あれは熱に浮かされて感じたものじゃない。
あの感覚は大事に覚えていようと思っています。

「この人と離れる選択肢など存在しない」と思える相手と出会ったら
今度こそプロポーズをしよう。
あの時は本当に若すぎて、それが出来なかったし、
彼女にとってみれば
そんなに暢気に待っていられなかったんでしょうね。
すごくフィットする相手なのに
全然タイミングが合わなかったんですね。

今だに時々思い出す恋の話でした。

ということで紡ぐでは僕のお嫁さんを募集しております!
紡ぐの問い合わせフォームおよび
僕のツイッターなどで気軽に声をかけてくださいね!
本当に気軽に!!

おっと鼻息が荒くなってしまった。
…こほん。僕は元来ロマンチストなのですよ。

それではまた!

あんどう
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困難な時期にある友達たちに

「困難な時期にある友達たちに」

この暗い時期にも、
いとしい友よ、私のことばをいれよ。
人生を明るいと思う時も、暗いと思う時も、
私はけっして人生をののしるまい。

日の輝きと暴風雨とは
同じ空の違った表情に過ぎない。
運命は、甘いものにせよ、にがいものにせよ、
好ましい糧として役立てよう。

魂は、曲がりくねった小道を行く。
魂の言葉を読むことを学びたまえ!
きょう、魂にとって苦悩であったものを、
あすはもう魂は恵みとしてたたえる。

未熟なものだけが死ぬ。
他のものには神性が教えようとする。
低いものからも、高いものからも、
魂のこもった心を養うために。

あの最後の段階に達して初めて、
私たちは自己に安らいを与えることができる。
その境に至って、父に呼ばれつつ
早くも天を見ることができる。

H・ヘッセ


丁度中学生くらいの時に
ヘルマンヘッセという小説家が好きで良く作品を読んでいました。
その中でとても大事にしている詩があって、
それがこの「困難な時期にある友達たちに」という詩です。
当時僕はこの詩をノートに書き写して、何度も読み返しました。

とてもつらい日々が続いて、呼吸するだけでもヒリヒリと胸が痛んで、
何で生きているのかも良くわからないけど
とにかく「今もがいていることが無駄なことではない」って思えることが
あの頃の自分にとって何よりも大事でした。

「魂のこもった心を養うために」僕は今苦しいし、
それを糧にして食べつくしているんだって思うと救われた気持になりました。

久しぶりにこの詩を読み返しましたが、美しくて高潔な詩ですね。
時間を経て読むと、また違う味わいがありますが、
やっぱりあの頃を思い出して切ない気持になります。

ヘッセまた読み返そうかな~。

お勧めの小説、詩歌あったら教えてください!!

あんどう

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プロフィール

あんどう

Author:あんどう
未治療FTM・FTXと、そのパートナー、ご家族、友人などのコミュニティ【紡ぐ】のスタッフとして活動しています。
主に『紡ぐラヂオ』の制作を担当しています。

北海道出身、未治療FTMの32歳。音楽と写真を撮ることが好きです。
みなさまどうぞよろしくお願いいたします。

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